2008年12月15日月曜日

BY THE LIGHT OF THE CASH MACHINE

グレンの最初のソロ・アルバム「THE INCOMPLETE TILBROOK」の日本盤にのみ(!)収録されている「BY THE LIGHT OF THE CASH MACHINE」は、ロン・セクスミスとの共作曲です。ロンが書いた歌詞に、グレンが曲をつけたものだそうです。とてもロマンティックな歌詞に、ジャングリーなギター・サウンドとグレンのはじけるヴォーカルが心地よい、まさに隠れた名曲といってよいでしょう。ハッピーエンドで終わる映画のエンドロールで流したい、そんな多幸感あふれる曲です。

タイコウチ



「現金自動支払機の明かりの下で」

今宵澄みきった夜空に
まぶしくきらめく星々は
この通りを照らす街灯と
見まがうばかりに美しい

きみといれば、すべてが素晴らしく新鮮で
ぼくはまるで生まれたばかりのような気分
ぼくのいいたいことがわかるかな

だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする

ぼくはといえば、やることなすことすべてが
ドタバタの悲喜劇みたくなってしまう
ぼくのいいたいことがわかるかな

だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする
夜も明けきらない早朝に散歩しながら、ぼくはうれしくて
心の中で願っているのは
商店街が店を開ける前に、きみがぼくのものになること

だってきみといると、ぼくはまるで生まれたばかりのような気分
すべてが素晴らしく新鮮で
ぼくのいいたいことがわかるかな

だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする

(訳:タイコウチ)