グレンの最初のソロアルバム「THE INCOMPLETE TILBROOK」(2001年)に入っている「OBSERVATORY」は、エイミー・マンとの共作で、彼女の「LOST IN SPACE」(2003年)の2枚組限定盤では、エイミーとグレンのデュエット・ヴァージョンも聴くことができます。ついでながら、エイミーのヴァージョンとグレンのヴァージョンでは、若干歌詞が違っています。前回来日したときのグレンの話では、この曲は基本的にエイミーの書いた詞に、グレンが曲をつけたのだそうですが、何となく歌いにくいところがあって、自分が録音するときにはあとから歌詞を少し変えてたのだそうです。
結婚している女性と恋に落ち、天体観測所でデートを重ねていた男が、終わりを予感しつつ、ふたりの関係を振り返る、そんな内容です。天体観測所でのデートの様子は、ちょっとした映画の一場面のように光景が浮かびますね。
スクィーズとエイミー・マンと言えば、アルバム「RIDICULOUS」の「DAPHNE」(クリスのエイミーに対する横恋慕)を思い出しますが、もしかしてクリスは、エイミーと天体観測所に行ったことがあるのか、妙に気になってきました(笑)。
タイコウチ
「天体観測所」
彼女には結婚している相手がいて
ぼくは寂しいひとり暮らし
たぶん最初から勝ち目のない勝負だったのだろう
そんなわけでぼくたちは出会い、時計の針を動かしはじめた
それが何かの役に立ったかって?いや何も
こんなふうになるとはわかっていたつもり
そして今、傷ついたふたりが話し出すのを見守っている
でも少なくともぼくたちは冷静でいられた
大きな天体観測所に向かう道すがら
そこでは空高くつるされた惑星を見やり
2階ではあたりをめぐる小さな星々を眺める
ぼくたちがたどりついたのは
光輝く月がだんだんと欠けていくのが見れる部屋
ぼくに見込みがないのはわかっていたけど
少なくともぼくたちは冷静だった
楽むことは楽しんだが、いざ
ことが終わってしまえば、そこに愛があったとは認めたくない
そして、いったい何を考えていたんだろう、なんてうそぶいてみる
ぼくたちが夜空を見上げたあの部屋には
相変わらず望遠鏡の覗き窓が備えつけてあるのだろう
もうきみの友だちとは会えないんだろうな
ぼくたちの関係はもう行き詰まってしまったから
でも少なくともぼくたちは冷静でいられた
大きな天体観測所に向かう道すがら
そこでは空高くつるされた大きな惑星を見やり
2階ではあたりをめぐる小さな星々を眺める
ぼくたちがたどりついたのは
光輝く月がだんだんと欠けていくのが見れる部屋
ぼくに見込みがないのはわかっていたけど
少なくともぼくたちは冷静だった
彼女には結婚している相手がいて
ぼくは寂しいひとり暮らし
たぶん最初から勝ち目のない勝負だったのだろう
(訳:タイコウチ)
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2009年1月5日月曜日
2008年12月15日月曜日
BY THE LIGHT OF THE CASH MACHINE
グレンの最初のソロ・アルバム「THE INCOMPLETE TILBROOK」の日本盤にのみ(!)収録されている「BY THE LIGHT OF THE CASH MACHINE」は、ロン・セクスミスとの共作曲です。ロンが書いた歌詞に、グレンが曲をつけたものだそうです。とてもロマンティックな歌詞に、ジャングリーなギター・サウンドとグレンのはじけるヴォーカルが心地よい、まさに隠れた名曲といってよいでしょう。ハッピーエンドで終わる映画のエンドロールで流したい、そんな多幸感あふれる曲です。
タイコウチ
「現金自動支払機の明かりの下で」
今宵澄みきった夜空に
まぶしくきらめく星々は
この通りを照らす街灯と
見まがうばかりに美しい
きみといれば、すべてが素晴らしく新鮮で
ぼくはまるで生まれたばかりのような気分
ぼくのいいたいことがわかるかな
だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする
ぼくはといえば、やることなすことすべてが
ドタバタの悲喜劇みたくなってしまう
ぼくのいいたいことがわかるかな
だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする
夜も明けきらない早朝に散歩しながら、ぼくはうれしくて
心の中で願っているのは
商店街が店を開ける前に、きみがぼくのものになること
だってきみといると、ぼくはまるで生まれたばかりのような気分
すべてが素晴らしく新鮮で
ぼくのいいたいことがわかるかな
だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする
(訳:タイコウチ)
タイコウチ
「現金自動支払機の明かりの下で」
今宵澄みきった夜空に
まぶしくきらめく星々は
この通りを照らす街灯と
見まがうばかりに美しい
きみといれば、すべてが素晴らしく新鮮で
ぼくはまるで生まれたばかりのような気分
ぼくのいいたいことがわかるかな
だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする
ぼくはといえば、やることなすことすべてが
ドタバタの悲喜劇みたくなってしまう
ぼくのいいたいことがわかるかな
だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする
夜も明けきらない早朝に散歩しながら、ぼくはうれしくて
心の中で願っているのは
商店街が店を開ける前に、きみがぼくのものになること
だってきみといると、ぼくはまるで生まれたばかりのような気分
すべてが素晴らしく新鮮で
ぼくのいいたいことがわかるかな
だから現金自動支払機の明かりの下で、ぼくはきみにキスをする
(訳:タイコウチ)
2006年8月25日金曜日
BY THE LIGHT OF THE CASH MACHINE
とりあえず私が1曲目を選ぶとしたら、自分が作ったグレンツアーの初日、広島での1曲目のこれを選ぶでしょう。グレンは一番最初に「この曲を書いた時には、この曲がどんなにいい曲なのか自分で気付いてなかった。ファーストがやっと日本で発売になって、この曲をやっとボーナスとして収録できてとってもうれしい」といって、この歌を紹介し歌ってくれた。あの瞬間が私とグレンが一緒に仕事をしはじめた瞬間でもあるので、もとから好きな曲だったけど自分にとっては思い入れの深い曲となった。
ロン・セクスミスとの共作のポップなメロディが印象的な名曲。グレンはこれをソロのライヴでやるときは12弦ギターで弾いて歌う。始めてグレンのライヴを聞いたときはぶっとんだ。ポップス畑で、これだけパワフルなライブをやる人がいるなんてびっくりした。大体ギターを持って歌う男性のシンガーソングライターは(ポール・ブレイディは別として)ライヴが良いといっても、まぁ、たがかしれている。伝統音楽系がうける理由の一つはライヴにおける圧倒的なパワーだと思うが、そんな伝統音楽系にもまけないくらいのものすごいパワーがグレンのライヴにはある。それは「音楽を演奏する理由」とでも言ったらいいんだろうか。
おそらく今年のウチのベスト・ライヴは、グレンの最終日だろう。その予感はもうすでにヒシヒシと感じられる。あぁ〜早く来ないかなぁ!
共作しているロン・セクスミスは、またもやグレンと数日違いで来日し、またもやすれ違い。ものすごく仲のよい二人だけにとっても可哀想。しかしロンって、ほんとあのヌボーーーっとした雰囲気とシャイな感じが本当に素敵だと思う。けっこう大男でもあるよね。いつだったかロンドンのアルタンの打ち上げで一緒になったっけなぁ。懐かしーーーっ。
野崎洋子
英文の歌詞は<a href="http://www.quixoticrecords.com/gt_lyrics.html#cash" target="_blank">こちら</a>
ロン・セクスミスとの共作のポップなメロディが印象的な名曲。グレンはこれをソロのライヴでやるときは12弦ギターで弾いて歌う。始めてグレンのライヴを聞いたときはぶっとんだ。ポップス畑で、これだけパワフルなライブをやる人がいるなんてびっくりした。大体ギターを持って歌う男性のシンガーソングライターは(ポール・ブレイディは別として)ライヴが良いといっても、まぁ、たがかしれている。伝統音楽系がうける理由の一つはライヴにおける圧倒的なパワーだと思うが、そんな伝統音楽系にもまけないくらいのものすごいパワーがグレンのライヴにはある。それは「音楽を演奏する理由」とでも言ったらいいんだろうか。
おそらく今年のウチのベスト・ライヴは、グレンの最終日だろう。その予感はもうすでにヒシヒシと感じられる。あぁ〜早く来ないかなぁ!
共作しているロン・セクスミスは、またもやグレンと数日違いで来日し、またもやすれ違い。ものすごく仲のよい二人だけにとっても可哀想。しかしロンって、ほんとあのヌボーーーっとした雰囲気とシャイな感じが本当に素敵だと思う。けっこう大男でもあるよね。いつだったかロンドンのアルタンの打ち上げで一緒になったっけなぁ。懐かしーーーっ。
野崎洋子
英文の歌詞は<a href="http://www.quixoticrecords.com/gt_lyrics.html#cash" target="_blank">こちら</a>
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